こんにちはー、お田中です🐖
今日は訪問看護の面接でかなり高確率で聞かれる質問――
「なんで訪問看護をしようと思ったの?」
この答え方について、ママナース目線で解説します🙆♀️
病棟勤務の経験があっても、訪問看護はちょっと特殊な世界。
面接官は「この人、ちゃんと理解した上で来てくれてるかな?」を、この質問で見ています。
今回はその意図や答え方の型、未経験・経験者それぞれの例文までまとめました。
1. 面接官がこの質問で知りたいこと
「なんで訪問看護をしようと思ったの?」は、やさしく聞こえますが、採用側はけっこうシビアに見てます。

裏側ではこんな3つのチェックが入ってるで!
- 訪問看護の仕事内容を理解してるか
病棟とは働き方も求められるスキルも全然違うので、イメージのズレがないか確認。 - 興味を持ったきっかけが、うちの方針と合うか
たとえば小児メインのステーションで「終末期ケアがやりたい」と言われても方向性が違う。 - 長く働いてくれそうか
「なんとなくやってみたい」だけやと、すぐ辞めてしまう可能性が高い。
つまりこの質問は、“理解度・方向性・継続性” の3つをまとめて判断するためのものなんです。
2. 答え方の基本構成(型)

おすすめはこの3ステップやで!
①きっかけ(訪問看護を知った・興味を持った瞬間)
②魅力ややりたいこと(訪問看護のどこに惹かれたか)
③自分の強みの活かし方
基本例文

急性期病棟で働く中で、退院後の生活が見えにくいことにもどかしさを感じていました。
その中で訪問看護を知り、生活の場で継続的に関われることに魅力を感じました。
私はコミュニケーションを取るのが好きなので、その強みを活かして、利用者さんやご家族が安心できる関わりをしていきたいです。
この型に沿うと、自然にストーリー性が出て面接官の記憶に残りやすいです。
3. 未経験ママナース向け例文

子育てしながら病棟で働く中で、患者さんの退院後の生活がどうなっているのか気になることが増えました。
そんな時に訪問看護を知り、病気だけでなく生活全体を見ながら関われる点に魅力を感じました。
家事や育児で培った段取り力を活かして、限られた訪問時間でも安心していただけるケアを提供していきたいです
ポイントは、家庭スキルも立派な強みとして伝えること。
利用者さん宅では、家事や生活動線の理解が役立つ場面が多いです。
4. 経験者ママナース向け例文

急性期や回復期で勤務する中で、退院後にうまく生活に適応できず再入院される方を多く見てきました。
訪問看護では、生活背景やご家族の状況も含めてサポートできるため、再入院予防や生活の質向上に貢献できると感じています。
これまでの病棟経験で培った観察力と判断力を活かして、安全で質の高い訪問看護を行いたいです
経験者は、課題感→訪問看護での解決→自分のスキルの順で話すと説得力が上がります。
お田中はなんで訪問看護へ…?
うちが実際に面接で答えた内容は、コレを参考にしてなー👇️
5. NGな答え方(やりがち)
- 「家から近いから」「時短勤務できるから」だけ
→ 本音でも、それだけでは動機として弱いな。 - 「訪問看護がラクそうだから」
→ 実際は移動や記録、急変対応などの負担もあるので逆効果やで。
まあそんのこと言う人おらんやろうけど… - 「とにかくやってみたいです!」
→ 前向きそうやけど、方向性が見えないと不安要素になるな。
条件や働きやすさはもちろん大事ですが、動機は“やりたい看護像”に寄せる方が好印象です。
6. 面接前にやっておく準備
- 事業所の対象利用者層を調べる
(高齢者、小児、精神、終末期など) - 提供サービスの特色を把握する
(リハビリ多め、医療処置多め、24時間体制など) - 理念や方針をチェック
公式サイト・パンフレット・SNSは必読。 - 自分の経験とリンクするエピソードを整理
当日スムーズに話せるように、紙に書き出して練習。

この辺のことで困ったら、転職エージェントに相談や!
どんな準備したらいいか、教えてくれるで〜💡
まとめ🌱
「なんで訪問看護をしようと思ったの?」は、
興味を持ったきっかけ”+“魅力を感じた理由”+“自分の強みを一貫したストーリーで話すのがコツ。
ママナースならではの生活目線、病棟経験者ならではの観察力や判断力――
それらを訪問看護でどう活かすかを具体的に伝えれば、面接官の印象に残ります。

面接は緊張するけど、
準備してきた動機はちゃんと伝わるもんやわ。
自分なりの「訪問看護を選んだ理由」を言葉にして、
当日堂々と話してきてな👍
応援してます!!