【転職活動のリアル】病棟で限界を感じた私が「訪問看護もアリかも」と思った3つの瞬間

転職体験談
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まいどー、お田中です!
うちはこれまで、手術室→急性期病棟→訪問看護と転職してきた看護師オカンです。

今でこそ「訪問看護にしてよかったわ〜」って思えてるけど、ちょっと前まではほんまにしんどかったん。
今日は、そんなうちが「訪問看護ってアリかも?」って思うようになった、3つの出来事を振り返ってみよう思うので、良かったら見てってね〜!

1. 患者さんとゆっくり話せない毎日に、モヤモヤしてた

急性期病棟って、ほんまに忙しい。

処置、オペ出し、緊急入院、委員会、資料づくり…。
「今日は定時で帰れそうちゃう?」って思った日に限って、夕方に緊急入院が来たりして、毎日が大変。残業がない日なんかほぼなかった

1日8人以上の患者さんを受け持って、バタバタ動き回って、
「ごめんな!ナースコール鳴ってるから、またあとで来るわ!」って、
ほんまは話したかった患者さんとの時間を切り上げる毎日。

元々うちは、急性期のみんなで力を合わせてきょうを乗り越えるでー!!っていうのも好きやけど、患者さんと話すのも好きで。
病気のことも雑談も、なんでも話せる時間が結構好きやった。

たぶん、患者さんの中にも「手術が怖いから、誰かと話したい」って思ってる人もおったと思う。

でも、現実はそれができへんくて。
そのうち、「これはやりたい看護では無い気がする…」って思うようになってもうたんよな。

2. 「それ、優しさないやん…」って思う瞬間が増えていった

認知症の患者さんが動いたら危ないから、センサーつけたり抑制帯使ったり。
もしくは、ずっと車椅子に座らせたまま。

もちろん、安全のためってのはわかるけど…
人手足りひんのを患者さんのせいにして、

「勝手に動かんといてって言ったやん!」

みたいな、トゲトゲした声かけが飛び交う毎日に、胸が痛くなった。

そういう空気に慣れてまうのも怖くて、
「うちも、同じようになってしまうんちゃうか」って不安もあって。

それが積み重なって、
「もう、ここにおったらあかんかもな…」って思うようになった。

3. 退院カンファレンスで聞いた“あの一言”に、心が動いた

ある患者さん。
ADL全介助で、吸引あり・膀胱カテーテルあり。
ご本人も毎日のように家に帰りたがってて、家族さんも「頑張ります」って言ってくれてた。

でも他のスタッフは「無理ちゃう?」って空気。
転院か施設入所を勧める人も多かった。

そんな中で、私は「本人が希望しているんやから、どうにか在宅で…」って考えてて。
地域連携室の室長さんと相談して、退院支援カンファレンスを開いた。

そのとき、来てくれた訪問看護師さんが、うちと家族さんの前でこう言ってくれたんよ。

訪問看護師
訪問看護師

大丈夫です!あとは訪看に任せてくださいね!

その言葉が、めっちゃくちゃかっこよかってん!!
「これが、看護がつながるってことなんや…」って、心の底から思った。

その瞬間に、はっきり思った。

「次はうちが、家での生活を支える看護がしたい」
「“大丈夫です、任せてください”って言える看護師になりたい」

インスタの一言が、背中を押してくれた

病棟で限界感じてたある日、何気なく見たInstagram。

そこに載ってたのは、「訪問看護に転職したママ看護師さん」の投稿やった。
ひとこと、

「寄り添える看護がしたくて、訪看に転職しました」

って書いてあって、それ見た瞬間、

「あ、うちも我慢せんでええんや」
「もう行こう。訪問看護に転職しよう」

って、スーッと腹が決まった気がしたんよな。

最後に:働き方に迷っているママ看護師さんへ

急性期の職場が嫌いなわけちゃう。むしろ仲間と1日を乗り越えていくチーム看護は凄く楽しいし、やりがいもあった。
でも、**この働き方、このペース、このままでええんかな?**って思ってる看護師さん、多いと思う。

  • もっと患者さんと向き合いたいのに、時間がない
  • 子どもに「今日も遅いやん…」って言われるたびに落ち込む
  • 本当は、もっと“自分の看護”がしたい

そんなふうに思ってるなら、訪問看護って選択肢、ほんまにアリやで。

📌「実際に訪問看護に転職してみて、どうやったか?」は👇️をみてみてな

▶︎【訪問看護に転職して良かったこと・あかんかったこと】
https://otanakasannurse.com/tennsyoku-matome/

📎ちなみに、転職のときに使ったサイトや選び方もまとめようと思ってます。
→ 【看護師ママにおすすめの転職サービス】(準備中やけど、待っててな〜)

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