「訪問看護って1人で行くんでしょ?怖くない?」訪問看護の新人サポート体制について

訪問看護
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こんにちは、お田中です!
うちは看護師として手術室→急性期病棟→訪問看護と転職してきました。

訪問看護に興味を持ったとき、よく聞かれたのがこの質問です。

「訪問看護って、一人で利用者さんの家に行くんでしょ?怖くないん?」

正直に言うと、最初はめちゃくちゃ怖かったです。
今日はそんな私が、新人時代に感じた不安と、それがどう変わっていったかをリアルに書いてみます。

1. 訪問看護=「1人で行く」のイメージは半分正解、半分間違い

訪問看護って聞くと、よくあるイメージはこう。

  • 一人で利用者さん宅へ行く
  • 何かトラブルがあっても自分一人で対処
  • 孤独、責任重そう

…これ、半分は当たってます。
たしかに現場では看護師が1人で訪問します。利用者さんのご自宅で、ケアも対応も自分が主役。

でも、「完全に一人」ではないんよ!

2. 新人は必ず「同行訪問」から始まる

うちが転職した事業所では、最初の数週間(1人の利用者さんに対して3回)は必ず同行訪問がありました。
ベテランスタッフや管理者が一緒に利用者さん宅へ行ってくれます。

最初は運転中からもう緊張しまくりやったー。
「忘れ物したらどうしよう」
「利用者さんに嫌われたらどうしよう」
「質問されたら、答えられへんかったら…」

…そんな不安を全部、先輩が横でフォローしてくれました。

3. 一人訪問デビューの日

数週間後、ついに「一人訪問デビュー」の日がやってきました。

「〇〇さんのところ、次から一人で行ってみよか」
そう言われた瞬間から、心臓バクバク。(心のなかで、うちを1人にしんといてぇぇぇーって感じよ笑)

利用者さん宅までの道も、ナビで何度も確認。
ケア内容も頭の中でシミュレーションしながら運転。

実際に行ってみると…
利用者さんは思ってたより普通に迎えてくれて、いつものケアを終えたあと、
「そういえば今日は一人で来たんやなぁ。大丈夫やったか?笑」と逆に声をかけてもらいました。

「思ったより何とかなった!」
「…てゆか、1人の方が緊張がマシかも笑」


これが正直な感想やったわ。

4. トラブルが起きたらどうする?

「トラブルが起きたら一人で対応しないといけないんじゃ…?」
これもよくある不安の一つ。

実際は、事務所や先輩にすぐ連絡できる体制が整っていることが多いです。

  • 緊急時は管理者に電話
  • 近くにいるスタッフが応援に来ることも
  • 医師やケアマネとの連携もすぐ取れる

うちも最初、内服セットに行ったお宅で、どこかのタイミングで重複内服されたのかセットする内服薬が無い!っていうことがあったけど、すぐ管理者に連絡。
「明日の透析で内服薬出してもらうように、病院に連絡してみようかー」と指示を受けながら対応できました。

一人で訪問していても、「現場に一人、でも後ろにはチームがいる」という安心感があります。

5. オンコールについて(※まだ経験前)

訪問看護といえばもうひとつ、オンコールが気になる人も多いと思います。
「夜中に呼ばれたらどうするん?」
「緊急対応できる自信がない…」

私はまだオンコール担当にはなっていません。
初めて担当することになったら、このブログに追記しようと思います。

6. 一人で行く怖さが、少しずつ「やりがい」に変わった理由

最初は怖さしかなかった一人訪問やけど、
続けるうちに、それが少しずつやりがいに変わっていきました。

  • 利用者さんと1対1でじっくり話せる
  • 「ありがとう、来てくれて助かった」の声をダイレクトにもらえる
  • 自分で考えて行動できる自由さ

病棟では忙しさの中で「ごめん、また来るね!」と言って立ち去ることも多かったけど、訪問では患者さんの話を最後まで聞ける時間があります。(それでも時間足りなくなるくらいみんな喋るんやけどね〜笑)

7. 訪問看護=孤独じゃない。選択肢のひとつとして考えてみて

訪問看護って、「一人で行くから怖い」ってイメージが強い。
でも、実際は新人に優しいサポート体制があって、チームで動く仕事やってことを知ってほしいです。

今の職場が嫌いなわけじゃないけど、
「このままの働き方でええんかな?」って思う看護師さんへ。

訪問看護も、選択肢のひとつかもしれないよー✨️
うちはのびのび楽しく働いてる☆

📎 訪問看護への転職を考えている方へ


近いうちに、うちが実際に使った転職サービスもまとめる予定です。待っとってねー🙆‍♀️
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