「訪問看護って1人で行くんでしょ?怖くない?」訪問看護の新人サポート体制について

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こんにちは、お田中です🐖
うちは看護師として手術室→急性期病棟→訪問看護と転職してきました。

訪問看護に興味を持ったとき、よく聞かれたのがこの質問です。

訪問看護って、一人で利用者さんの家に行くんでしょ?怖くないん?

正直に言うと、最初はめちゃくちゃ怖かったです。
今日はそんなうちが、新人時代に感じた不安と、それがどう変わっていったかをリアルに書いてみます。

💡この記事でわかること
  • 新人として訪問看護に不安を感じるときに参考になること
  • 同行訪問やサポート体制の実際
  • 一人訪問を乗り切るコツと安心の仕組み
目次

1. 訪問看護=「1人で行く」のイメージは半分正解、半分間違い

訪問看護って聞くと、よくあるイメージはこう。

  • 一人で利用者さん宅へ行く
  • 何かトラブルがあっても自分一人で対処
  • 孤独、責任重そう

…これ、半分は当たってます。
たしかに現場では看護師が1人で訪問します。利用者さんのご自宅で、ケアも対応も自分が主役。

でも、「完全に一人」ではないんよ!

2. 新人は必ず「同行訪問」から始まる

訪問看護の新人は、いきなり一人では行きません。必ず 同行訪問からスタート できます。

生活に関わる現場やからこそ、教育体制として「新人が一人で行かない仕組み」が整えられています。

うちの事業所では、最初の数週間(1人の利用者さんにつき3回)は必ず先輩が同行してくれました。
実際、新人のときはこんな不安が山ほどありました👇

お田中

忘れ物してへんかな…
利用者さんに嫌われたらどうしよう…
質問されたら答えられへんかったらどうしよう…

でもこれらは全部、横にいるベテランスタッフや管理者がフォローしてくれるので安心でした。


だから、新人でも「一人で放り出される」ことはなく、落ち着いて訪問看護を始められます。

3. 一人訪問デビューの日

新人の一人訪問デビューは、急に放り出されるわけではありません。準備期間を経て、しっかりサポートを受けながら始まります。

訪問看護は在宅という特殊な現場やから、利用者さんや家族の生活に入っていくには「信頼関係」や「観察力」が必要です。そのため、いきなり一人にせず、段階的に慣れていける仕組みになっています。

  • 先輩と一緒に数回訪問してから、一人で訪問開始
  • デビューの日は、管理者や先輩が「すぐ連絡できる体制」で待機してくれていた
  • 最初の訪問後はすぐに振り返りがあり、不安や疑問をその場で解消できた

実際、うちも「初めての一人訪問」でめちゃくちゃ緊張したけど、終わったあとに先輩から「大丈夫やったな!」って声をかけてもらえて、ホッと肩の力が抜けました。

だから、新人の一人訪問は「孤独な戦い」ではなく、しっかり準備された上で安心してスタートできます!

4. トラブルが起きたらどうする?

訪問看護では「もし急変が起きたらどうしよう」「一人やのに大丈夫なん?」と不安に思う新人さんも多いです。

安心してほしいのは、新人がトラブルに直面したときは必ずフォロー体制がある ということ。
事業所ごとにマニュアルや緊急連絡体制が整っていて、すぐに先輩や管理者に連絡できる仕組みになっています。

  • 体調変化や急変があれば、すぐ主治医や上司に連絡できる
  • 分からない処置や判断が出てきても、その場で電話相談できる
  • 状況に応じて先輩が駆けつけてくれることもある

うちも新人のとき、「バイタルが普段と違う…!」と焦った場面がありました。でもすぐ管理者に連絡して指示をもらい、落ち着いて対応することができました。

つまり、新人が一人でトラブルを抱え込むことはなく、必ず誰かに相談できる仕組み があるんです。


5. オンコールについて(※まだ経験前)

訪問看護といえばもうひとつ、オンコールが気になる人も多いと思います。
「夜中に呼ばれたらどうするん?」
「緊急対応できる自信がない…」

私はまだオンコール担当にはなっていません。ありがたいことにまだ1回も電話ならなくて…
初めて担当することになったら、このブログに追記しようと思います。

6. 一人で行く怖さが、少しずつ「やりがい」に変わった理由

最初は怖さしかなかった一人訪問やけど、
続けるうちに、それが少しずつやりがいに変わっていきました。

  • 利用者さんと1対1でじっくり話せる
  • 「ありがとう、来てくれて助かった」の声をダイレクトにもらえる
  • 自分で考えて行動できる自由さ

病棟では忙しさの中で「ごめん、また来るね!」と言って立ち去ることも多かったけど、訪問では患者さんの話を最後まで聞ける時間があります。(それでも時間足りなくなるくらいみんな喋るんやけどね〜笑)

7. 訪問看護=孤独じゃない。選択肢のひとつとして考えてみて

訪問看護って、「一人で行くから怖い」ってイメージが強い。
でも、実際は新人に優しいサポート体制があって、チームで動く仕事やってことを知ってもらえたらなと思いました。

今の職場が嫌いなわけじゃないけど、
「このままの働き方でええんかな?」って思う看護師さんへ。

訪問看護も、選択肢のひとつかもしれないよー✨️
うちはのびのび楽しく働いてる☆

📎 訪問看護への転職を考えている方へ


近いうちに、うちが実際に使った転職サービスもまとめる予定です。待っとってねー🙆‍♀️
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この記事を書いた人

・1986年生まれ
・関西弁がやかましいの3児のママ (高校生・中学生・3歳)
・看護師歴19年(手術室 → 急性期病棟 → 訪問看護)
・現在はフルタイム訪問看護師として勤務中

このブログでは…
・訪問看護の働き方やリアルな現場の様子
・ママナースの転職体験談
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