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子育て中の訪問看護オンコール|ママナース7人に聞いた実態と両立の工夫

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訪問看護師のたなちかです☺

子育てをしながら訪問看護で働くとき、気になることの一つがオンコールです。

悩むママ

オンコールの日は家でどう過ごしてるの?

悩むママ

急に出動することになったとき、子どもはどうする?

と気になる方もいると思います。

この記事では、私のオンコール担当時間や当番の日の様子、家族と調整していることをお伝えします。

記事の後半では、子育て中の訪問看護師7人へのアンケートから、待機回数・手当・困りごとも紹介します。

これからオンコールを担当する看護師ママの参考になればうれしいです。

この記事の目次

私のオンコールの担当時間・回数

現在、我が家の末っ子が4歳とまだ小さいので、私がオンコールを担当するのは月に1〜2回。
時間は17:30の終業から、翌朝9:00の始業までです。

これから担当を考えている方は、回数だけでなく、
何時から何時までを担当するのかも確認しておくと、家族に協力をお願いしたい時間を具体的に考えやすくなります。

当番の日、家ではどう過ごしている?

当番の日に、私が家でいちばん気になるのは、
夜間電話の着信音で末っ子が起きてしまわないかということです。
まだママと一緒に寝たい年齢なので、寝ているところを起こしてしまわないかな、と気になります。

たなちか

起きないといけない私VS起きてはいけない子ども。
AppleWatchに仕事用スマホが連動できれば良いんですが、対応していないため最大音量で鳴る爆弾と一緒に寝ています😂

私はというと、オンコールの日でも意外と眠れます。オカンは毎日疲れているので(笑)
これは私の場合なので、当番の日の眠りやすさや感じ方は、人それぞれだと思います。
緊張して眠れなかったり、夜間スマホが鳴ってなかったか確認する💦って方もよく聞きます。

それでも私は仮眠できずに夜勤に行き、帰宅後も子どもの世話などで眠れずしんどさとイライラで過ごす病棟夜勤よりは、気持ち的にとてもラクに感じています。

たなちか

我が家は絶対子どもが起こしに来るので夜勤前に仮眠ができず、夜勤中もずっと眠たくてつらかったーーー

急な出動に備えて、家族と決めていること

出動になったときは、夫が子どもを見ます。
そのため、夫の仕事がない日にオンコールの希望を出しています。

わが家では、夫の仕事の予定に合わせて希望を出すことが、子育てとオンコールを両立するための工夫になっています。

これからオンコールを担当する方も、子どもを見てくれる人がいる時間帯を、家族の予定と合わせて確認してみてください。
予定が変わった場合のことも、あらかじめ話しておくとよさそうです。

実際に担当して感じた負担・安心できたこと

対応については、まだ緊張することがあります。
私の働く事業所では、オンコールで呼ばれる理由として看取りが多く、私自身がまだその対応に慣れていないためです。

子どもが着信音で起きないか気になることと、看護師として対応に緊張すること。
その両方があるのが、今の私のオンコールです。

安心して担当するためには、家庭での段取りに加えて、仕事で迷ったときの相談先やフォロー体制も、勤務先で確認しておきたいところです。

たなちか

管理者に「夜中でも困ったら連絡してね!」と言ってもらってるので、めっちゃ安心感があります✨️

子育て中の訪問看護師7人に聞いた、オンコールの実際

ここで、私自身の経験とは別に、子育て中の訪問看護師に聞いたアンケートの結果も紹介します。

担当回数だけでなく、出動するときの子どもの見守りや、翌日の勤務についても声を寄せていただきました。

今回紹介するアンケートについて

今回の集計に使用したアンケートデータには9人の回答があり、そのうち匿名での掲載に同意した7人の回答を紹介します。

掲載対象の回答日は2026年10月17〜20日。
少人数の任意回答のため、訪問看護師全体の傾向を示すものではありません。
また、原則として直近3か月の状況を尋ねていますが、過去の経験や今後の予定も含まれます。

7人の実際の看護師の声を読んでいただければと思います。
回答者の声は、一部を意味が変わらない範囲で要約・表現を調整しています。

月の待機回数と、実際の出動回数は別

1か月のオンコール当番(待機回数)は「4〜5回」が3人でした。
そのほかは「1回」「6〜7回」「8回以上」「月によって大きく異なる」が、それぞれ1人です。

一方、実際の出動回数は「0回」が1人、「1回」が2人、「2〜3回」「4〜5回」が各1人、「月によって大きく異なる」が2人でした。この出動回数に、電話だけで対応したものは含みません。

掲載同意者7人の1か月のオンコール待機回数と実際の出動回数
図1 1か月のオンコール待機回数と実際の出動回数(掲載同意者7人)。

自由記述では、寝かしつけや送迎、家族と過ごす時間との両立の難しさが挙がりました。
出動した回数と、待機中の暮らしへの負担は、分けて考える必要があります。

出動時の見守りは、家族と事前に相談

子どもの見守りについては、7人全員が家族に依頼している、または依頼する予定と回答していました。

あらかじめ頼れる人を決めておくことが、安心して待機するための備えになるという意見が多くありました。

誰に頼めるかだけでなく、その人が不在のときにどうするかも、事前に話しておきたいところです。
家族の協力が得られる日と難しい日があるなら、その条件も含めて職場に伝えておくことが、負担の少ないオンコール担当の相談につながります。

家庭と職場の調整だけでは、解決しきれないことも

両立の工夫として挙がったのは、

  • 家族の予定に合わせること
  • 当番の回数や曜日を事業所と相談すること
  • できることと難しいことを、あらかじめ上司にはっきり伝えておくこと

私が一番大切だと思うのは、子育て中に無理をしてオンコールを引き受けないことです。

たなちか

私も夫しか子どもを見れる人がいないので
しばらくは無理せず、月1〜2回の担当頻度を維持していこうと思っています。

一方で、調整や工夫が難しいという声や、休息・体力面の負担を挙げる声もありました。
家族や上司と相談したからといって、必ず希望どおりに調整できるとも限りません。
「家族の協力と本人の工夫があれば大丈夫」と、簡単にはまとめられない結果となりました。

しかし、病棟の夜勤と比べ、基本的に自宅で子どもと過ごせることを利点と捉える声もありました。
自宅にいられる良さと、待機する負担の両方を見て、自分の家庭に合うかを考えることが大切です。

夜間オンコール出動の翌日はどうなる?

夜間に出動し、翌日も日勤の場合の勤務は、「予定どおり勤務」が3人、「状況によって変わる」が3人、「1時間早く退勤」が1人でした。

掲載同意者7人の夜間出動後、翌日も日勤の場合の勤務
図2 夜間出動後、翌日も日勤の場合の勤務(掲載同意者7人)。回答された勤務の扱いを示しています。
たなちか

オンコールの担当回数を相談するときは、夜間出動後の勤務についても、どうなるのか具体的に確認しておきましょう!

うちの事業所は早朝にオンコール出動となった場合、空いてるスタッフが交代に行ったり、予定訪問を変わるなど、臨機応変に勤務を変更して休める時間を作ってくれるので、助かっています!

オンコールのお金の話|待機手当と出動時の給与

オンコールを担当すると、どのくらい手当がつくのでしょうか。
今回、匿名での掲載に同意いただいた7人の回答では、金額だけでなく、支払われ方にも違いがありました。

待機することに対する手当と、実際に出動したときの給与を分けて紹介します。

待機手当は、曜日や回答の条件を分けて見る

平日と休日の区分が明記された3人の待機手当の回答は、平日1,000〜4,000円、休日・土日祝5,000〜8,000円でした。

曜日の区分が書かれていない回答には、1当番あたり1,500円と3,000円の記載がありました。

また、以前担当していたときは1当番1万円だったという回答が1人、不明という回答が1人ありました。

たなちか

金額の単位が明記されていない回答もあり、待機時間や条件もそろっていないため、平均額や時給には換算していません。
少人数の任意回答なので、訪問看護全体の相場ではなく、今回寄せられた例として読んでくださいね。

出動したときの給与は、待機手当とは別に確認

出動時の支払いについては、時間に応じた給与・時間外手当という記載が4人、出動1件あたりの手当と実働時間の給与が両方あるという記載が1人、不明が2人でした。

両方あるという回答では、出動1件につき3,000円に加え、実働時間に応じた時給が支払われるとのことでした。

回答をもとに整理すると、

  • 待機1回の手当はいくらか
  • 平日と休日で違うか
  • 出動した場合は何を単位に計算されるか

これらを分けて職場に確認すると、支払われ方をつかみやすくなりそうです。

たなちか

うちの事業所は待機2000円、出動したらその分時間外勤務手当が支給されます!

子育て中ならではの不安や困っていることとは?

アンケートの「不安や困っていること」の設問には、当番回数だけでは見えない、日常生活への影響も寄せられました。
経験した困りごとと、これから起こるかもしれないことへの不安の両方が含まれています。

着信に気づきたい。でも子どもは起こしたくない

悩むママ

電話が鳴った時に気づけるか、電話の音で子どもが起きないか心配。

電話を取り逃したくない気持ちと、子どもの眠りを妨げたくない気持ち。その両方を心配する声がありました。

寝かしつけや、子どもから目を離せない時間の対応

悩むママ

寝かしつけの時間になるのはちょっと嫌…

寝かしつけの時間帯に対応が重なることを気にする声もありました。
また、子どもが泣いていて目を離せない状況でオンコールを持つことに、精神的な負担を感じるという回答もありました。

家族が帰宅する前に出動になったら?

悩むママ

出動が必要になったとき、家族がまだ帰宅していなければ子どもの預け先がない💦

こんな不安も挙がりました。
学童や保育園のお迎えが遅くなり、先生方に迷惑をかけるのではないかと心配する声も……

ここから考えられる確認のポイントは、見守りを頼める人がいるかだけでなく、
何時から頼めるかまで確かめておくことです。

家にいても、自由に出かけられるわけではない

悩むママ

オンコールの日は遠出できないため、子ども達が退屈していそうです。

自宅で子どもと過ごせる一方、遠出ができないことで、子どもが退屈しているのではと気にする声がありました。
家にいるのに自由に動けないもどかしさは、子どもを思うからこそ生まれる気持ちですよね。

生活のリズムが崩れることや、体力面への不安

悩むママ

呼ばれて日々のルーティンが崩れることで、自分の体力的に厳しい気がしています。

呼び出しによって普段の生活の流れが変わり、体力的に厳しくなるのではないか、という声もありました。

こうした声を読むと、子どもの見守りだけでなく、寝かしつけや送迎、自分の休息も含めてどのような働き方をするか考える必要があると感じます。

すべてを家庭の工夫で解決しようとせず、困りそうな場面を職場にも具体的に伝えるための参考にしていただければと思います。

これからオンコールを担当するママナースへ、経験者からのアドバイス

アンケートには、これから担当する方に向けた助言もたくさん寄せられました。
掲載に同意いただいた方の声を、実際の工夫とあわせて紹介します。

できることと難しいことを、上司に伝える

先輩ママ

家庭の状況次第で、出来ることとできないことをはっきりと上司に伝えていた方がいいと思います!

相談するときは、引き受けられる日や、見守りを頼めない時間帯まで整理すると、具体的に話しやすくなりそうです。
難しい条件も、相談に必要な情報として伝えておきたいですね。

回数だけでなく、担当する時間帯も相談する

先輩ママ

職場と当番をいきなり増やさない話をしています

先輩ママ

夜間の一定時間以降は別の担当者に引き継いでいます

当番を持てるかどうかだけでなく、回数や担当時間に調整の余地があるかも、相談の視点になりますね。

セカンドがつく体制か、具体的に確かめる

職場の支援体制に目を向けた声もありました。

先輩ママ

セカンドがついてくれる事業所さんをオススメします。

セカンドがどんな場面で支援してくれるのか、連絡方法や対応範囲を確認しておくと安心につながりますね。

担当が難しいときは、別の役割で貢献する考え方も

オンコールを担当することが難しい方へ、こんな言葉も寄せられています。

先輩ママ

できなければご自身のできることで還元すればいいと思います☺️

別の役割に置き換えられるかは職場の体制次第ですが、今の家庭状況で担える仕事を話し合うことも選択肢の一つです。担当するための工夫だけでなく、難しい場合の働き方も相談できるとよいですね。

勤務時間や雇用形態も見直したい方は、訪問看護パートの働き方・収入・注意点も参考にしてみてください。

これから担当する看護師ママに伝えたいこと

私のオンコールの実態は、月に1〜2回の担当で、夫の仕事がない日に勤務希望を出す形です。

子どもが大きくなって、オンコールのことを説明して理解できるようになるまでは、このペースで続けていこうかなと考えています。

これからオンコール担当を考えるなら

  • 担当する時間と回数
  • 出動時に子どもを見る人
  • 夜間出動の翌日の勤務
  • オンコール中に困ったときの相談先

を、一つずつ家族や職場と確認してみてください。

たなちか

最初から全部を一人で抱え込まんで大丈夫!

続けられる形を考えながら、気になることを家族や職場に相談して、その家庭に合ったオンコール勤務ができるといいなと思います☺

今の職場での調整が難しく、転職も選択肢として考えている方へ。私が看護エールを利用して訪問看護に転職した体験を、こちらの記事にまとめています。

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この記事を書いた人

・1986年生まれ
・関西弁がやかましい3児のママ (高校生・中学生・保育園)
・看護師歴20年(手術室 → 急性期病棟 → 訪問看護)
・現在はフルタイム訪問看護師として勤務中

このブログでは…
・訪問看護の働き方やリアルな現場の様子
・ママナースの転職体験談
・子育てと仕事の両立の工夫
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